岐阜県西濃に「おちょぼさん」の愛称で親しまれている日本三大稲荷の一つ「お千代保稲荷神社」。この付近は、輪中と呼ばれる地域。揖斐川、木曽川、長良川に囲まれ肥沃な大地と豊富な川魚が昔から捕れるところ。ここに創業から多くの参拝者の方々に愛されている「川魚料理：紅葉園」があります。伝統の地産の料理はその一品一品に思わず舌鼓を打ってしまう程。特にぱりぱりの香ばしいうなぎ料理は、格別です。 ほくほくで香ばしい蒲焼き。素材の持つ本来のうま味が活かされています。
中京地区特有の八丁味噌を使った鯉汁は、ここでしか味わえない椀物で濃すぎない深い味わいが大変美味です。 また、塩焼きの鱒は、甘酢でいただくと脂ののった身がビックリする程さっぱりします。

（2011年02月号掲載）

　京都府にある加茂駅近くにある「テ・ヴェール」さんは、お茶農家（松井製茶）も兼業しているお店です。お店は、去年（平成22年）の11月にできたばかり。お菓子作りが大好きなご夫妻が、まわりのお客様に勧められてお店を持つようになりました。宇治茶製造農家が作る本格ケーキだから当然無添加。そして本場の抹茶をふんだんに使ったシフォンケーキは格別でした。
店名「テ・ヴェール」の意味は、フランス語で 緑茶。テがお茶で、ヴェールは緑だそうです。

（2011年02月号掲載）

　神奈川県内での学科試験合格率がナンバーワンの「大和自動車学校」。質の良い指導が受けられると口コミで入校される方も多いと聞きます。「指導員は全員が正規社員なので、受講者の方も安心して指導を受けられています。」と語る入江常務取締役。他にも食堂や託児所が完備してあったり、学科教室では無料で試験の予行練習ができるなど、受講生にとってうれしい設備がたくさんあります。
　最近では、自動二輪の免許を取得される方が増えていて、大和自動車学校ではハーレーを使った特別授業も人気です。
　土日に優先予約ができるコースや何度乗っても追加料金なしの安心コースなど自分で選べるコースも充実しています。

（2011年02月号掲載）

　山形市は、そばの激戦区です。その中にあって一際人気が高く、遠く県外からもお客がやってくる港屋さん。その人気の理由は、こだわりのそば。細打ち用と太打ち用のそば粉は、別々に自家製粉しています。そして器は、全てご主人の石澤さんの手作り。暖かみのある器でいただくのは格別です。更に中華鶏そば（850円）は、話題になったほどの人気で、ツルツルとした食感とダシの甘みは一度食べたらやみつきになりそうです。

（2011年02月号掲載）

三重県四日市市の国道23号線沿い富田付近にある「ひもの食堂」は、店内に並んだたくさんの干物から自分で選んだものをその場で焼いてくれる、何とも食欲をそそるシステム。トラックの運転手さん御用達だけあって、魚は肉厚で大きく、とにかく旨い！干物プラス300円で定食にもできるので、最近はサラリーマンや若いお客さんも増えています。 　定番人気は、ホッケ、赤魚、一夜鯖、大トロアジですが「昆布鯖は店頭に出るとあっという間に無くなるのよ。定番じゃないから知ってる人は昆布鯖を食べるわね。」と創業当時から働いている通称トキさん。定食でこれだけ美味しい魚が食べられるお店は、なかなかありません。おすすめです。

ほくほくで香ばしい蒲焼き。素材の持つ本来のうま味が活かされています。 お客様においしいものを食べていただくために、ひもの食堂においている干物は、味や魚を研究して特別に作られたものだそうです。 干物の持ち帰りも可能。持ち帰りは50円引きで販売しています。干物1枚300円〜600円くらい。

（2011年04月号掲載）

　日本を代表する名甲冑師で唯一無二の名匠、石井岳堂さん。「人形の久月」の社長に甲冑制作の技術を見込まれ、商品を卸して今年で31年になります。久月で早乙女義隆（石井さんの作家名）の鎧といえば、最高級の銘品です。 　昭和48年頃から甲冑制作に没頭し始めた石井さん。来る日も研究を重ね、国宝の甲冑を模写したり試行錯誤しながら独自の製作法を確立しました。鍛金、彫金、図取染色、塗、縅など類い希な技術を駆使し、魂を込めて作られています。「多くの人に見てもらいたいし、少しでも安く提供したい。それがモットーです。」と語るのは代表の石井さんの奥様。細部までこだわり抜いた鎧は一見の価値ありです。

精巧に作られた鎧とそうでないもの、素人には一見分からないですが、実物を拝見し、石井さんのお話をうかがうとその差が明白です。 見学、交渉等については、FAXにてご連絡先をお送りください。折り返しお返事いたします。

（2011年04月号掲載）

　徳島県庁の向かいに位置するザ・パシフィックハーバーは、まるで海外のリゾート地を思わせるような素敵なロケーションのレストランです。また、全ての席から徳島が誇るヨットハーバーを見ることができ、これ以上ないロマンチックな空間が広がります。 　地元の食材を使いフレンチをベースにした料理は、美味しく見た目にも華やか。単品メニューの他に人気のディナーコースは3,800円と5,800円から選べます。 　「大切な人と楽しい時間を過ごしていただきたい思いから毎月趣向を変えたイベントを行っています。」とバーテンダーの子隅さん。ぜひ記念日に訪れてほしいお店です。

（2011年04月号掲載）

　愛媛県今治市にフレンチ＆イタリアンのレストラン「クーネルキッチン」が昨年10月にオープンしました。今治国際ホテルのシェフとして13年修行をされたオーナーシェフの河野さん。「農家の祖父母が作っている野菜や今治の旬の食材を使って、新鮮で美味しい料理をみなさんに味わってもらいたい。」と語ります。 　ランチの限定メニューは冷凍物ではない新鮮な肉や魚を使うため、それぞれ1日15食ずつのみ！女性を中心に人気で売り切れ必至です。夜はコースだけでなく単品料理もリーズナブルなものからリッチなものまで様々。旬の食材料理が楽しめる地元に根付いた素敵なレストランです。

パンはお店で焼いている自家製です。夜は2,500円からのコースやクーネルコース3,650円も人気。（要予約）2階では約40席の宴会も承っております。

（2011年04月号掲載）

　岐阜県多治見市の土産品として2年前に発売し一躍大人気となった松谷園の『うながっぱ美濃初衣』。多治見市の花『桔梗』を形どったこしあんに和三盆と抹茶をまぶした織部焼のイメージときなこで黄瀬戸のイメージの２種類があります。口に入れると、ほろりととける優しい味わいとやわらかな甘みの上品なお菓子です。松谷社長は「地元の方だけでなく、お土産でもらったという方からも美味しかったからぜひ送ってほしいと注文があるのでとても嬉しいです。」と語ります。
　他にも栗きんとんを羊羹で巻いた『栗ごころ』や餡にまでいちごを使った『いちご大福』など、松谷園では常に「他のお店にはない味」をテーマに様々な御菓子を作り続けています。

　地方発送も行っています。お電話にてお問い合せください。 うながっぱ美濃初衣は、JR多治見駅や高速道路パーキングエリアなど11店舗でも販売中。

（2011年06月号掲載）

　愛知県豊橋市で、今年4月に1周年を迎えた「ダイニング佐久」。寿司職人の厳しい目をもつ大将が「一番旨い魚を食べてもらいたい」というこだわりから、毎朝市場で鮮魚を厳選しています。そんな大将がおすすめする一日限定5食の「イカの腹いっぱい」は女性に大人気。柔らかな生イカとさっぱりした大根おろしが絶妙な一品です。お昼の時間帯には、和食料理人である大将のお父さんが腕をふるい、昼と夜では違った料理人の味が楽しめるところも魅力。
　「お客さんと接しながら料理を作りたい」という思いでお店を始めた大将の七原佐久夫さん。自慢の料理とこだわりの焼酎で元気にむかえてくれます。

（2011年06月号掲載）

　岐阜県北方にある「昔ながらの鉄板スパゲッティ」が自慢のお店「ノックオンウッド」。店名の通りインテリアは、木の温もりをこれでもかというほど活かしたデザイン。所々に置いてあるアンティークの小物がセンスの良さを引き立てていました。「昔ながらの喫茶店にこだわっているんです。」とこたえる店主の福井さんは、「来てくれるお客さんの笑顔が一番嬉しい。」語る生粋の地元を愛する方でした。

（2011年08月号掲載）

　越後味噌の蔵元「あおき味噌」は、雪深い新潟県上越市にあります。自然が豊かであり、清らかな水の流れる懐の深い里で、独自の製法を活かして丹念に作られています。中でも「甘露煮造り」は、大豆の旨味を充分に引き出すよう四時間かけて無圧でじっくりと煮て、米こうじを加え発酵させた古式家伝醸法。素材の本来の甘みが引き出された美味しいお味噌です。一つ一つ丁寧に作られていくお味噌は、人のぬくもりが加味されてどことなく郷愁を誘います。このお味噌を求めて都内など大都市から注文が押し寄せます。越後味噌の伝統を守り育んだお味噌には「謙信みそ」など、新しい息吹も取り入れて豊富な種類とバリエーションがありました。

（2011年08月号掲載）

　神奈川県藤沢市の国道467号沿いにあるスポーツサイクルの専門店MARSH。自転車屋さんならどこでも同じ品質のものが買えると思いがちですが、販売店によっては自転車の組み立て方などに差があり品質にムラがあると聞きます。「当店ではメーカーから入荷した自転車を再度調整し直して販売します。それだけで同じ自転車でも乗り心地が全く違ってくるんですよ。」と店主の沼田さんは丁寧に教えてくれます。
　MARSHでは月に1度、マウンテンバイクで山道を下るダウンヒルやロードレーサーでのツーリングなどのイベントを参加者を募って開催しています。販売だけでなく、走る楽しさも教えてくれる素敵な自転車屋さんでした。

５歳くらいからマウンテンバイクに乗り始めるお子さんもいます。ダウンヒルやツーリングなどのイベントは、お子さんや初心者でも行けるコースもあるので大歓迎です！ ぜひお問い合わせください。

（2011年10月号掲載）

　岡山県美作落合にある珍しいトルコパンを販売しているお店「らまざんPIDESI（ピデシ）」。トルコからやって来たラマザンさんと奥さんの森本さんお二人でお店を切り盛りしています。トルコでは、パンは主食。至る処にパン屋さんがあると伺いました。トルコパンは、もっちりした食感とパリッとした香ばしい焼き加減が特長です。一度食べたら癖になる美味しい風味は、何ともいえずうなずけます。

（2011年10月号掲載）

※製造量に限りがありますので、前もって予約していただけると嬉しいです。たくさん注文される時は、前日までご連絡ください。

　いつも沢山の人で賑わう「尾張更科」は、長年地元の人々から親しまれている更科蕎麦の美味しいお店。
　上質な食材だけを使って丹念に作られるお蕎麦とつゆは、すべて自家製で、化学調味料など既製のものは一切使っていません。良い素材と確かな職人の技術によって生まれる白くて細いお蕎麦は、つるっと食感がよくコシがあり、つゆの美味しさと絡まると何ともいえない絶妙な味わいになります。
　「来てくれたお客様がいつまでも元気でいられるような、体によくて優しい蕎麦を作りつづけたい。」と大将は語ります。そのお客様への思いが、人々に愛され続けるお蕎麦屋さんの秘訣なんだと思いました。

（2011年10月号掲載）

　大阪府大阪狭山市の高野街道茱萸木南交差点から程近くにあるイタリア料理の店「アチェルボ」は、2010年6月にオープンしたばかり。長年イタリア料理の修業を積んだシェフの谷さんとパティシエの奥様と二人で仲睦まじく経営しています。「自分の感動をストレートに伝えたい。」とおっしゃるご主人と「素朴さを活かしたい。」という奥様の思いが相まって、気軽に入れるお店づくりを目指しています。

（2011年10月号掲載）

　山形市飯田の青春通りの高台にあるキッチンエコーさんは、開業して今年で53年になります。先代から受け継いだ味は、いつまでも変わらない洋食の世界観を提供してくれます。だから昔通ったお客さんが来ても当時と同じ雰囲気で味わえます。「コツコツと普通にやることが信念ですよ。」と語るオーナーの児玉さん。素材を厳選し、こだわり抜いた料理が自慢です。

（2011年10月号掲載）

　山形駅から南へ羽州街道と小滝街道の交差した南二番町に自由軒はあります。「ごはんが食べたいと思ったらここに行きます。」というたくさんの声が聞こえてきそうなお店。ボリューム満点で日替わりランチと週替わりランチも550円。今回食べたチキンの梅カツ定食は、790円。小気味の良い歯触りのチキンカツと梅がビックリするほど相性が良く、食後の満腹感が爽やかでした。

（2011年10月号掲載）

　宮城県大崎市にある鈴廣自動車ガラスさんは、この道一筋で30年の実績を誇ります。自動車ガラスの問題はほとんど鈴廣さんの所で解決されます。自動車ガラスの問題といっても幅が広く、ガラス交換の他に、断熱やＵＶカットフィルムに始まり、多種多様な課題を解決します。また、自動車ガラス以外にもボディコーティングやホイールコーティングなど愛車を守る技術も満載です。

（2011年10月号掲載）

　宮城県古川駅の駅前大通で地元の人々に愛され支えられてきた、ヘアースタジオ「マイン」。店名のマインは、「私のお店ではなくて、お客様自身のお店」ということで名付けられました。名前の由来通り地元のお客さんに長年支持される理由は、「見えない所の努力です。」と語るオーナーの多恵子さん。一つ一つの小さな積み重ねが、お客様の幅広い層に愛される理由でしょうか。
　今年の東日本大震災を受け、長年営業していたお店と分かれ今秋にも移転を余儀なくされました。新たな場所でも次の世代、次の時代に受け継がれる「地元のヘアースタジオ」であり続ける秘訣は、笑顔の絶えない正直さにあるようです。

新店舗は、今までの電話番号と変わらないのでお気軽にお電話ください。

（2011年10月号掲載）

　今年で開店27年を迎える太助さんは、常連さんが沢山来られる昔からの人気店。名物「おじやうどん」は、土鍋の中に文字通り「うどん」と「ご飯」が入っていてインパクト大！何でも、子供の頃に母親が作ってくれたうどんが忘れられず、メニューに加えたのが始まりだそう。少しびっくりしますが、関西風の旨みいっぱいのダシをご飯が含んで、たまらなくほっとする味なんです。ダシは3種類のかつお節をブレンドし、入れる順番にもこだわっています。うどんに入れる塩水の量も天候や気温にあわせて毎日変えています。
　お寿司や一品料理など、メニューも豊富。色んな味を楽しみに何度でも通いたくなる、あたたかい雰囲気のお店です！

（2011年12月号掲載）

　藤沢市で毎週水曜日にレッスンを行っている「Dance factory Make a Wish 湘南スクール」。HIPHOP、Lock、JAZZの3つのクラスがあります。汗を流しながら真剣に、でも楽しそうに踊っている生徒の方たちを見ていると、一緒にダンスをやってみたい！踊りたい！というわくわくした気持ちになります。「みんなに楽しんでもらいながら、自分も楽しんで教えるように心がけているんです。」と、講師であるTAKAさんとNaomiさんもとても気さくな雰囲気。
　12月20日には多摩センターでMake a Wishのダンスライブが開催されます。目標を持ちつつ、楽しく踊れる。ダンスを心から好きになれそうな、素敵なスクールでした。

（2011年12月号掲載）

　新潟県柏崎市の少し南へ行った山間部に水上（みずかみ）という集落があります。四方を山に囲まれた自然豊かな所で、特に水が美味しく、高い透明度を誇ります。この肥沃な土地に県下でも屈指のお米を作っているのが、山波農場さんです。
　美味しい米を作るには、自然環境もさることながら、人の手間が一番大事。山波農場さんの米作りの努力と姿勢は、評判が評判を生み、多くのファンが生まれました。さらに平成7年に日本農業賞大賞を受賞し、地域に密着した一企業としての農業経営を実践しています。

（2011年12月号掲載）

　雪国は、山形県南陽市にあるハウス栽培の花畑を営んでいる井上園芸さん。井上さんが手がけているのが、昨今人気急上昇のアルストロメリアです。この花は、原産地が南アメリカでたいへんエキゾチックな彩りと形をしています。花作りは、その花の美しさとは裏腹にきめ細やかな気配りが必要です。雪降る真冬でもこの花を愛し、育てている井上さんは、心から「農業が好きですよ。」と笑顔で話してくれました。

（2011年12月号掲載）