素食な食卓

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豆乳の温麺

豆乳鍋の最後のしめは「うどん」じゃなくて「雑炊」じゃなくて、絶対「そうめん」派。細いそうめんに、とろっとした豆乳がからんで、とても美味しくて大好き。
鍋の時だけじゃなく、普段も食べたい〜と、普段用に作りました。
鍋よりサッパリしているかな。
寒〜い日などは、体があたたまっていいですよ。

豆乳の栄養

豆乳 豆乳には「美容ビタミン」といわれているビタミンB1、B2、B6、ビタミンEがたっぷりです。ビタミンEは肌の健康を保つのに有効。さらに、女性に不足しがちな鉄分は、なんと牛乳の10倍以上。ビフィズス菌の働きを活性化するオリゴ糖もたくさん含んでいます。また、イソフラボンが豊富で女性には特におすすめです。イソフラボンは大豆のフラボノイドの一種で、別名「植物エストロジェン」ともいわれ、代替ホルモンとしての働きが骨粗しょう症や更年期障害の予防に役立ちます。
(出典:日本豆乳協会ホームページ)

材料2人前

材料達 ◎そうめん 1束
◎鶏モモ肉 1/2枚
◎ぶなしめじ 1パック
◎絹さや 6〜8本
◎三つ葉 適量
◎水 3カップ
◎豆乳 2カップ
◎薄口醤油 大1
◎味噌(白みそ系がオススメ) 大1/2
◎酒 大1
◎塩 小1
◎白コショウ 少々
◎おろしたにんにく 少々
◎生姜スライス 1〜2枚

作り方

 そうめんは硬めに茹で、冷水でしっかりもみ洗いし、水気を切る。ぶなしめじは石突きを取り、適当にバラす。絹さやは塩茹でし、2〜3つの斜め切りに。三つ葉は4〜5cm幅に切る。
 鍋に鶏肉、生姜のスライス、酒少々(分量以外)、水3カップを入れ、アクを取りながら弱中火で20分くらい煮る。スープはキッチンペーパー等で濾す。鶏肉を取り出し一口大に切る。
 時間があれば鶏肉をそのままスープの中で冷ますと、やわらかくジューシーに仕上がります。
 濾した鶏のスープに、豆乳2カップを加え火にかける。温まったら、しめじ、一口大に切った鶏肉、調味料を入れ5分ほど煮る。
 固めに茹でたそうめん、三つ葉を入れ、1分少々沸騰しないように火にかけたら盛りつけてできあがり。
 おろしたにんにくを入れるのがポイント。入れすぎるとくどくなりますが、少しだと味に深みとコクが出ます!

※鶏モモ肉でだしをとっていますが、もしだしが薄いようでしたらチキンスープを足して調整してください。
※青菜は今回は三つ葉、絹さやを入れましたが、青梗菜でも美味しいです。(青梗菜の場合は、しめじと同じタイミングで入れて下さい)


今回使用した器の紹介
器 白萩(しらはぎ)鉢
参考小売価格:5,250円(税込)/個
サイズ:直径19cm×高さ6.5cm
この器は創雅苑webサイトから購入できます。

作家 水野幸一さん からひと言
ひとつづつ丁寧に作っていますので、楽しんで使っていただけたらと思います。
水野氏


http://www.sougaen.com/
美濃、瀬戸地方の百名近い陶芸作家が集まる「創雅苑」では完全オーダーメイドのオリジナル器を作ることができます。
創雅苑



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菜の花と豆腐のさっぱり和え

 春先になると、菜の花が美味しい季節です。私が幼い頃は、晴れの席で、お浸しやちらし寿司に混ざったもの位しか食べたことはなかったのですが年々手頃な価格になり、こうして気軽に食卓をにぎわすことができるようになったのは、とてもうれしいですね。
 春をたくさん召しあがってください。

菜の花の栄養

菜の花  菜の花には、ビタミンA、B1、B2、C、そしてカルシウム、鉄が豊富に含まれ、春野菜の中でも非常に栄養価の高い食材です。
 100グラム当たりのビタミンAはホウレンソウ並みにあり、ビタミンB2は卵1個とほぼ同量です。カルシウムもほうれん草の3倍、鉄分はニラの4倍も含まれています。
 花蕾には、植物の持つ栄養がたくさん詰まっているため、その部分を食べられる菜の花を利用すれば、効率良く栄養をとることができるのです。また、菜の花の栄養成分のひとつ「アルカロイド」は、ストレス解消や疲労回復などにも効果があります。
 料理の彩りがキレイになるだけでなく、身体にもうれしい食材ですね。
(参考:ファーマーズネット)

材料2人前くらい

材料達 ◎菜の花 100g
◎木綿豆腐 1/2丁
◎味付けポン酢 大1
◎ごま油 小1
◎白ゴマ 大1

作り方

菜の花を塩ゆでし、水気を絞り3等分に切ります。
豆腐はよく水切りをしてから、手で食べやすい大きさにちぎります。
菜の花、豆腐、白ゴマ、味付けポン酢、ごま油を混ぜ合わせ、盛りつけて出来上がり。
豆腐と菜の花は合わせる前に、よく冷やしておくとより美味しいです。

今回使用した器の紹介
器 白磁六角鉢
定価 3,150円(税込)/個
サイズ:幅14cm×12.3cm×高さ16.3cm
この器は創雅苑webサイトから購入できます。

作家 小川 浩一さん からひと言
料理が引き立たせるために、つやの無いマットな仕上りにしてみました。
小川氏


http://www.sougaen.com/
美濃、瀬戸地方の百名近い陶芸作家が集まる「創雅苑」では完全オーダーメイドのオリジナル器を作ることができます。
創雅苑



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梅の寒天寄せ

 梅雨の季節は、じめじめ・じとっとしていて不快です。そんな時は、梅干しの酸味でさっぱりした寒天寄せはいかがですか? 大葉の香りも寒天に閉じこめられて、とてもいい風味〜。見た目もとても涼やかなので、この季節にピッタリです。
 また寒天は、食物繊維が豊富なので、腸内がスッキリするほか、コレステロールも下げてくれる健康食。寒天自体にはカロリーがないので、安心してたくさん食べられるのもうれしいですね。

梅干しの効果

梅干  梅干に含まれているクエン酸などの有機酸は、疲労のもととなる乳酸を分解する効果があり疲労回復に役立ちます。他にも、胃腸の働きを活発にして食欲増進の効果もあります。
 また、梅干しには食品が腐るのを防ぐ安息香酸という成分も含まれており、おにぎりやお弁当のごはんに梅干しを入れるのは食中毒の予防も兼ねているのです。

材料(11×14cmの型使用)

材料達 ◎だし汁(少し濃いめ) 2カップ
◎寒天パウダー 4g
◎薄口醤油 大1
◎酒 少1/2
◎みりん少1
◎梅干し 大1個
◎梅干しのシソ 1つかみ
 (梅干しの半分位の量)
◎大葉 4枚
◎そうめん 20本位

作り方

 梅干しは種を除いて軽く叩き、シソも細かく切り、大葉は軸を取り縦半分に切って千切りにします。そうめんは茹でておきます。
 少し濃いめのだし汁(かつおと昆布)に、分量の調味料(薄口醤油、酒、みりん)を入れ、一煮立ちさせたら寒天パウダーを振り入れ、1分程泡立て器などでかき混ぜ、充分に溶かします。
 鍋を水で冷やしながら混ぜ、少しとろっとしてきたら、梅干し、シソ漬け、大葉を入れ混ぜます。 型に寒天液を半分弱入れたら、茹でておいたそうめんをそっと入れ、上から残りをかけ、冷蔵庫で冷やして固めます。あとは食べやすい大きさに切り分けてください。

今回使用した器の紹介
器 赤絵帯四方皿三枚
価格 5,600円(税込)※価格は参考になります。
※今回は、大中小と3枚セットのうち、一番小さいものを使用。
サイズ:幅13.5cm×13.5cm×高さ2cm

作家 水野 正幸さん からひと言
「あたたかさ」と「あざやかさ」をあわせ持つ器づくりを念頭に、日々精進しております。
水野氏


http://www.sougaen.com/
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創雅苑



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マスタード風味の皮付きポテトサラダ

 野菜は皮と身の間に、たくさん栄養があると聞きます。じゃがいももしかり。じゃがいもの皮には抗酸化作用があるそうなので、有機野菜などが手に入ったら、有害な芽の部分をしっかり取り除いて、皮も一緒にぜひ食べたいですよね。
 そんなじゃがいもを皮付きのままポテトサラダにしました。ポテトサラダだと、どうしてもじゃがいもの皮が気になりやすいのですが、マヨネーズは少しだけ。そのかわり、粒マスタードと味噌が皮にいいアクセントになって、それほど気になりません。
 暑い季節には、ピリッとしたポテトサラダが、家族に好評です。

じゃがいもの栄養

じゃがいも  じゃがいもの主成分は澱粉ですが、ビタミンCも豊富に含まれています。このビタミンCは澱粉に守られているので、加熱料理しても壊れにくい特性があります。皮側に多く含まれ、抗酸化作用、抗がん作用がある他、免疫力を高める働きもあります。体内の粘膜も丈夫にしますので胃潰瘍、十二指腸潰瘍、下痢予防にもお勧めです。

材料(2〜4人分)

材料達 ◎じゃがいも 中6個
◎そら豆(サヤから出したもの) 120g
◎スナップえんどう 100g
マスタードドレッシング
◎サラダ油 大2
◎酢 大2
◎粒マスタード 小1
◎味噌 小1
◎マヨネーズ 小1
◎塩 小1/2
◎コショウ 少々

作り方

1)じゃがいもは洗って芽を取り除いたら、1個を6〜8等分位に皮の付いたまま切り分け、鍋に入れ、じゃがいもが少し出るくらいの水と塩を少々入れ、中火より少し弱いくらいの火で茹でます。
2)スナップえんどうは筋を取り除き、そら豆はサヤから出し、沸騰したお湯に塩を2つまみ程入れ2〜3分茹でます。茹で上がったスナップえんどうは斜め半分に切り、そら豆は薄皮を剥いておきます。
3)ドレッシングの分量はあわせて、よく混ぜておきます。
4)じゃがいもが茹で上がったら、残っているお湯を捨て、じゃがいもの水分が抜けるように、強火で水分を飛ばします。
5)茹でたてのじゃがいもに、ドレッシングの2/3を掛けて混ぜ合わせ、スナップえんどうとそら豆を入れ、残りのドレッシングを入れてさっくりと混ぜたら出来上がりです。

今回使用した器の紹介
器 赤絵盛鉢
価格 6,200円(税込)※価格は参考になります。
サイズ:直径17.5cm×高さ7cm
この器は創雅苑webサイトから購入できます。

作家 水野 正幸さん からひと言
「あたたかさ」と「あざやかさ」をあわせ持つ器づくりを念頭に、日々精進しております。
水野氏


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美濃、瀬戸地方の百名近い陶芸作家が集まる「創雅苑」では完全オーダーメイドのオリジナル器を作ることができます。
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秋野菜の餃子

 お肉の入っていない野菜だけの餃子です。秋の野菜をたくさん詰め込みました。
 日本でいただく餃子はたいていひき肉・にら・白菜orキャベツ等が入っていることが多いですよね。でも、中国人の知り合いが餃子の作り方を教えてくれたときに知ったのですが、中国の一般家庭で作る餃子の具は何でも入れるそうです。これを入れないといけないといったようなことはなく、好きなものを入れていただくそうです。
 だったらと、秋の野菜をたくさん入れてみたら、とても風味のいい餃子ができました。一口いただくと、きのこの風味がぶ〜んとしてきます。おまけに野菜しか入っていませんからヘルシーです。食欲の秋に安心してたくさん食べられる、これまたうれしい餃子です。

きのこの栄養

きのこ  食物繊維が豊富なきのこは、便秘予防に効果を発揮するほか、動脈硬化の予防・改善にも有効です。
 また、カルシウムの豊富な食品と一緒に摂れば、プロビタミンDがカルシウムの吸収を助けます。さらに油を少量プラスすることでビタミンDの吸収も促進されます。
 たんぱく質食品と一緒に食べれば、きのこに含まれるビタミンB2との相乗効果で美肌効果も期待できます。

材料(26個分)

材料達 ◎餃子の皮 26枚
◎しいたけ 1枚
◎しめじ(石突きを取ったもの) 40g
◎長芋 80g
◎なす 1本
◎小ねぎ 1/2カップ

下味用
◎酒 小1/2
◎醤油 大1/2
◎ごま油 小1/2
◎塩 少々
◎コショウ 少々
◎小麦粉 小1

◎サラダ油 大1/2
◎小麦粉 大1/2
◎水 180cc

作り方

1)長芋は皮を剥いて6〜7mmの角切りに、しいたけ、しめじ、なすもそれぞれ6〜7mmの角切りにします。小ねぎは小口切りにし、あわせて塩少々をふり、一度全体を混ぜます。
2)そこへ下味用の調味料の酒、醤油、ごま油、コショウを入れよく混ぜたら、小麦粉を振り入れて全体を混ぜ、餃子の皮に包みます。
3)フライパンにサラダ油を入れ、餃子を並べて中火で焼きます。
4)軽く焼きめが付くまで焼き、焼きめが付いたら、分量の小麦粉を溶いた水180cc(フライパンの大きさ等で調節して下さい。だいたい餃子の下半分位です。)を入れ強火にし、蓋をして蒸し焼きにします。水分がなくなって、餃子にきつね色の羽ができたら出来上がりです。
酢醤油でもいいですが、醤油+すだちにつけていただいても美味しいです。

今回使用した器の紹介
器
赤絵四方小皿五枚
価格 6,200円(税込)※価格は参考になります。
サイズ:10cm×10cm×H1.7cm
器
赤絵楕円盛皿
価格 4,700円(税込)※価格は参考になります。
サイズ:W36cm×D20cm×H4.7cm

作家 水野 正幸さん からひと言
「あたたかさ」と「あざやかさ」をあわせ持つ器づくりを念頭に、日々精進しております。
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鶏肉の北京ダック風クレープ巻き

 はちみつ入りの甘いたれで北京ダック風に焼いた鶏肉が豪華料理に見えちゃうメニュー。
 甜面醤を付けても、もちろんおいしいのですが、なすと椎茸のみそダレがおすすめです。これがとにかく野菜に合うんです。一見、鶏肉の北京ダック風がメインのようですが、実は隠れ主役は野菜なんです。なすと椎茸のみそダレで野菜もたっぷりいただけてヘルシーです。お好みでいろんな野菜を加えてみてください。

良い鶏肉の選び方

鶏肉  鶏肉は、厚みがあってツヤがあり、締まっているものを選びます。
皮付きの場合は、皮の毛穴の周りが盛り上がっていて、皮全体にちりめん状にシワが多く入っているものを選びます。
 鶏肉は傷みやすいので、肉汁が出ているようなものは避けましょう。

材料(3〜4人分)

材料達 ◎鶏もも肉 1枚
◎サラダ菜  1束
◎人参 大1/2本
◎きゅうり 1本
◎貝割れ大根 1パック

下味用
◎醤油 大1
◎酒 大1
◎にんにく(すりおろした物)1/2片
◎生姜(すりおろした物)1/2片
◎胡椒 少々

焼きたれ
◎はちみつ大1
◎醤油 大1
◎酒 小1
◎サラダ油小1/2

つけダレ
◎甜面醤 適量
◎豆板醤 適量

なすと椎茸のみそダレ
◎なす1本
◎しいたけ2枚
◎にんにく、しょうが各1/2片
◎長ネギ5〜6cm
◎サラダ油小2

みそダレ用調味料
◎豆板醤少々
◎甜面醤大1
◎醤油大1
◎酒大1
◎味噌 大1/2
◎砂糖小1

クレープ (25cmフライパン13〜14枚程度)
◎薄力粉 4カップ
◎水 4カップ
◎塩 ひとつまみ
◎サラダ油 小2

作り方

1)下味の材料を混ぜ、鶏肉の皮目にフォーク等で数カ所穴をあけ、よくすり込み、30分程漬けておく。
2)皮目を上に180度のオーブンで15分焼いてから、「焼きたれ」をハケで表面に塗り、温度を220度に上げます。途中3〜4回たれを塗りながら10〜15分程度、いい色に焼き上げます。
3)なすと椎茸のみそダレは、各5〜8mm位の粗みじん切りにし、みそダレ用調味料を混ぜておきます。
4)熱したフライパンにサラダ油を入れ、みじん切りのにんにくと生姜を中火で炒めます。香りが出たら強火でなすと椎茸を炒めあわせ、みそダレ用調味料を入れ、炒めます。あらかた混ざったらみじん切りにした長ネギを加え、やや強火で水分を飛ばすように炒め、ポッテリすればできあがり。
5)クレープは、ボールに薄力粉と塩を入れ、分量の水の半量を入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせます。残りの水にサラダ油を入れ、だまにならないように2〜3回に分けて混ぜ合わせます。
6)15〜20分位常温で休ませます。
7)フライパンを熱し、サラダ油を少々引き、キッチンペーパー等で油を拭き取ります。
火からおろし、生地を流し入れ再度弱火にかけて、裏に少し焦げ目が付いたらひっくり返し、両面を焼きます。焼き上がったら、半分に切ります。
8)にんじん、キュウリは千切りに、焼いた鶏肉は縦半分に切り、7〜8mm幅に切って、他の野菜等も合わせて器に盛りつけます。
9)つけダレは、なすと椎茸のみそダレ、甜面醤の2種類に、お好みで辛いのが好きな人は豆板醤もどうぞ。

今回使用した器は、6月号、10月号でも紹介された水野正幸さんの作品です
作家 水野 正幸さん からひと言
「あたたかさ」と「あざやかさ」をあわせ持つ器づくりを念頭に、日々精進しております。
水野氏


http://www.sougaen.com/
美濃、瀬戸地方の百名近い陶芸作家が集まる「創雅苑」では完全オーダーメイドのオリジナル器を作ることができます。
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